【終活コラム/第4回】ハワイで海洋散骨レポート

2017.02.06 散骨
日本時間の1月23日(ハワイ現地時間で1月22日)、終活Pontaがおススメするハワイオアフ島・カネオヘ湾の『天国の海(R)』での、合同海洋散骨(供養祭)に参加をさせていただきました。今回は初めて合同供養祭という形式をとっての実施で、4家族・5名の故人様の散骨を行うとのことでした。

当日、ガイドさんから伺ったお話だと、天国の海(R)は、全米でも最大級の珊瑚礁が広がる美しい海ということもあり、州としても徹底的に管理をしている場所で、1日行ける人数も制限されている場所だそうです。当然、誰でも勝手に散骨できるわけではなく、許可を得ている事業者のみが散骨することを許されているそうです。

参加された遺族の方とお話をさせていただき、なぜ今回ハワイの海での散骨を決めたのかを伺ったところ、「ハワイでの海洋散骨を知って、母親が生前大好きだったハワイの海へ散骨してあげたいと思い参加をしました」、「故人が生前に散骨を希望しており、どうせなら日本ではなく、美しいハワイの海で自然に還してあげたいと思い参加をしました」「お墓が遠方で、なかなか墓参りにも行けないので」など、その理由は様々でした。今回は分骨の方も、全骨を散骨される方もいらっしゃいました

セレモニーは日本人のスタッフ・日本語の分かるスタッフの方が、進行から散骨までサポートしてくださり、遺族の方にとってはとても安心できると思います。散骨のセレモニーの後は、美しいハワイの海上で、食事をしながら、ゆったりと故人様の想い出を語り合い、時間が流れていきました。

近年、供養のニーズは多様化しています。特に都市部では、散骨や樹木葬、永代区養墓などのニーズが急激に高まっています。事情は様々で、世間の環境も大きく変化しています。しかし、皆さまが先祖を供養する「気持」の部分は、昔も今も変わっているわけではないと思います。先祖代々、脈々と受け継がれた命があるからこそ、今の自分の命がある・・・供養の仕方は変わりつつありますが、それは決して悪いことではなく、時代にあったかたちで、心をこめて供養することが何よりも大切なのだと、今回の合同散骨に参加させていただき、強く感じました。ハワイの海での散骨おすすめです!