【終活コラム/第1回】 『終活』 は何をすればいいの?

2016.09.16 お墓(墓石)
近年ブームにもなっている『終活』ですが、具体的に何をしたらよいのか分からないという声を多く耳にします。実際に『終活』に取り組んでいる方に話を聞くと、取り組んでいる内容も人それぞれです。

例えば、元気なうちにお墓などの納骨先(散骨・納骨堂含む)を決めたいと、週末に様々な霊園・墓地を見学している人もいれば、過去の経験から葬儀社を決め、家族が困らないように遺影写真からお別れの時の服までご自身で準備をする人、家族がもめないように全ての財産目録をまとめ、遺言書を作成する人など、その人が心配されている・大事に考えていることからまずは取り組んでいるようです。

『終活』と書くと、どうしてもマイナスな印象を持たれる方もいるようですが、『終活』に取り組んでいる方は、みなさんしっかりとした意思を持って活動されており、いきいきとした印象を受けることも少なくありません。

日々さまざまな不安を抱えて生活している人も多い思いますが、あえて終末期について事前に考える・備えることで、不安を解消することができる、それが『終活』だと思います。

ぜひ身近な不安・心配事を解消するためにも、一人でも多くの方に取り組んでみていただければと思います。

一般社団法人日本エンディングサポート協会 直江 花子