葬儀に参列するために

訃報に知らせを受けたら

故人とのおつきあいの程度によってすぐ駆けつけるか否かの判断のためにも、次のことを確認してください。

最低限聞いておくこと

  • いつ、どこで、誰が亡くなったのかを確認する。
  • 通夜、葬儀はいつ、どこで行われるのか日時と場所、喪主、葬儀の形式などを確認する。

親戚・身内の場合

相手の意向を確かめたうえ、一刻も早く駆けつけます。
きちんとした喪服の必要はなく、地味めの普段着、通勤着で構いません。
訪問先でお悔やみを述べて帰る。

近所の場合

親しくお付き合いしている場合は、すぐに弔問しお手伝いを申し出る。
あまり親しくお付き合いがない場合は、お通夜の参列が一般的。

あまり親しくない場合

故人と親しくしていても遺族との面識がまったくない場合は、お通夜に参列するのが一般的。

故人との対面の仕方

あくまで遺族から勧められたら対面する。したくない場合は「つらすぎますので」と断っても構わない。

  1. 故人の枕元で一礼
  2. 遺族が白布を外したら故人と対面
  3. 対面後は合掌一礼する
  4. 少し下がって遺族に一礼して退席

弔辞・受付を頼まれたら

もしも受付を頼まれたら

通夜・葬儀・告別式の受付は、受付の場所を整備し、会葬帳、芳名帳。香典記録簿、供物記帳簿、筆記用具の準備をし、供物や供花の受付、会葬者の記帳、香典・弔電などの受付を行う。受け付けた香典は会計係に廻す。

弔辞を頼まれたら

告別式のときに、故人を偲びお悔やみの言葉を捧げる。喪主・遺族から依頼されたら快く引き受けるのが礼儀です。よほどのことがない限り、辞退するのは非礼に当たります。

・弔辞を書くときの注意点
  • 故人の死に対する悲しみと、ご冥福をお祈りする気持ちを素直に書き表す。
  • 基本的に銃所に沿って書くことが大切。
  • 400字詰め原稿用紙2~3枚
  1. 故人への呼びかけ
  2. 故人の死に対する哀悼の意
  3. 故人と自分の関係
  4. 故人の経歴や人柄、業績を述べる
  5. 残された者のこれからの決意
  6. 遺族への励まし、慰めの言葉
  7. 冥福を祈る言葉で結ぶ

ご葬家に弔意を送る

ご葬家に故人の死を弔い、哀悼の意を表す。

・弔電を打つ

弔問できないときは弔意を表す。弔電を打つ場合は葬儀や告別式の前日までに届くよう、宛先は喪主か喪主が不明なときは故人の名前を下記、続けてご遺族様とする。

・お花を贈る

自分で持ち込まず、贈るのが一般的。宗教によるしきたり、個人や遺族の意向もあるので、事前に確認してから通夜当日か葬儀当日の早い時間にとどくよう手配。葬儀後の後飾りとして自宅に贈ることもある。