お花や香典

香典は霊前に供えて故人への弔意を表すとともに、遺族に対しては葬儀費用の一部に充ててもらう意味のお金。今日では相互扶助の性格が強い。

キリスト教式では表書きは「御霊前」「御花料」（共通）「御ミサ料」（カトリック）ユリの花や十字架の描かれたものはキリスト教式専用。

葬家の意向をくみとり、思いやりのある弔問をする。供物が可能であれば、線香・抹香・ろうそく・干菓子・果物、故人の好んだものを贈る。

一般的に、御霊前は通夜・葬儀に、御佛前は法事（法要）のときに、目的に合わせて使い分ける。「御霊前」は宗派に関係なく共通して使えると言われている。

香典をむき出しのままポケットやハンドバッグから出すのは不作法になります。
ふくさに包んで持参し、渡す時はふくさから出して渡しましょう。